チェンソーマン面白いと改めて思う話
みなさん、チェンソーマンは見てますか?
アニメが始まりNetFlixで見られるようになりまして、絶賛大ハマりしています。
自分の推しはマキマさんです。
これだけ流行っているので、いまさら解説することも特にはないと思うのですが、個人的にはまるまでに変遷があったので、そのことをつらつらと書いてい見たいと思います。
最初は微妙じゃね?と思ってた
チェンソーマンを漫画で最初に読んだ時は、たぶん2年前?とかそれぐらいだったのですが、その時は全然はまりませんでした。
主人公のデンジの心情とかパワーちゃんの虚言癖とかが、受け付けなくてうーんみたいな。
能力者バトルにしては、個々人の能力もそこまで魅力的じゃないし、世の中的に流行ってるけど自分とは合わないなあという印象でした。
そもそも、なんでチェンソーなんだろう?とかジャンプにしてはグロすぎなのでは?とか否定的な意見を上げようと思えば、結構出てきたと思います。
アキ君じゃないが、主人公にどうも感情移入できねえなあ。
ルックバックでしる藤本先生のすごさ
それで、チェンソーマン自体は全然見なくなったのですが、ある時にTwitterで藤本タツキ先生が「ルックバック」という読み切り作品を書かれていることを知りました。
たしかジャンプ+で無料で読めるとかだったので、まあ無料ならということで読んだのですが、これにやられてしまいました。
かなり食らいました。
えー、まじかーという感じです。
すごかったです。
何回も読めば読むほど面白いというか。
一回だけじゃ分からない感覚でした。
一旦、全部読み終わったとに、前半部分を読むと、本当に涙が出そうになりました。
Twitterでも、読んだ人から続々とすごいという感想が上がっており、自分も久々にすごいものを読んだ気持ちでした。
そのあとに続いた、表現の規制問題もわりと感慨深く色々な記事を読みましたが、最初は規制なんて反対だ!と思っていたのですが、そのあとは規制した判断に割と納得しました。
あの時の修正前作品を読めたことは、個人的にはかなり運が良かった体験をしたと思います。
この時から、藤本タツキ先生はすごい方なのだなと思い始めました。
しかし、作品が面白いというだけで、「チェンソーマン」は1回あきらめていることから、ほかの作品をちゃんと読んでみようとはなりませんでした。
アニメ化
そして、最近になって、チェンソーマンのアニメが始まりました。
製作はMAPPAという会社で、なんと毎回エンディング曲が違うという、かなりの贅沢な仕上がりに、作画もかなり凝っていて、かなり楽しめました。
ここから、自分の中でチェンソーマンに対する熱量が変わってきました。
かの「鬼滅の刃」でもそうなのですが、アニメから原作へという流れは、最近だとかなりある話なのではないかと思っています。
もちろん、昔からアニメから原作を読むという流れはあったと思うのですが、作画にこだわったアニメをみたい視聴者が、ここまで素晴らしいアニメということは原作も素晴らしいものに違いないと思うのです。
はっきりいってしまうと、鬼滅の刃に関してはアニメ→漫画となった時に、この原作からあのアニメーションを作れるのかと驚きました。
もちろん、漫画の良さはそのストーリーであるとだんだん確信していきましたが、漫画を初めて読んだ時は、若干そこまで売れる話なのか?と疑問に思ったことを覚えています。
つまりは、これと似たようなことがチェンソーマンでも起こりました。
アニメの作画素晴らしく、ここまでお金を入れる原作はどんなものだろうと興味が沸き起こったのです。
そして、電子版を全巻購入して、読み始めたところ、びっくりです。
最初に1、2巻読んだ時とは全然違う印象でした。すいません。
藤本先生が映画が好きだとおっしゃられていますが、まさしくその通りです。
これは映画の間やこま割なんだなと感じました。
独特のアングルや表現方法はまさしく、奇才といえるのでしょう。
こうして見事にチェンソーマンにはまってしまった一人の男が誕生しました。