自分の文章が好き
自分の書いた文章を見るのが好きだと気づいた。
仕事をしていた時に、ふと昔のメールを見返る時がある。
仕事の依頼のメールだったり、誰かからの質問や依頼の返答したりしている。
仕事のメールというのはとにかく、書く前に考えることが多く、そして推敲も結構時間をかける。
そういった自分の最大限の考慮の結果というのが、メールという文章に表れている。
そこに、自分がたどった思考の過程が見え隠れしているのだと思う。
言い方に配慮しているのだとか、論理的な考え方をしているのだとか。
メールを見返すと、その時の自分の思考の努力の過程を見えることが楽しい。
たぶん、書いているときは、どうにかして納得いってくれることをただ考えているだけなのだと思うけど、そのたまった結果をある日見返していると、得も言われぬ快感を覚えるのである。
どこかの誰かが、自分の書きたい文章を書くことが大事であるといっていた。
一番のファンは自分であるべきだと。そんなことを言っていたように思う。
自分の書いた文章が、自分で好き。
なぜだか分からないけど、そこには不思議な喜びがあると思っている。